mirayeeh!:音楽がきこえるブログ

見たもの、聞いたもの、考えたこと。音楽の話。

BENIのヘビーメロウ(スピッツカバー英語版)を聴いてみた/新宝島と米米ClubのShakeHipは?(アルバムレビュー)

 

COVERS THE CITY(通常盤)

BENIの歌う全曲カバーアルバムを聴いたよ、という記事です。

全編英語で、「シティポップ」に編曲されているということですが、聴いてみたところ、「シティポップ」っていうよりEDM(エレクトリックダンスミュージック)っていう感じ。

全曲エレクトリックなアレンジです。

(シティポップがますますわからない・・・。)

 

でもこれは聴いてみて色々良かったです。何が良いかも書きますよ。

 

 スピッツの『ヘビーメロウ』 を英語化

一番びっくりしたのが、『ヘビーメロウ』が入っていたことです。

 『ヘビーメロウ』って今年出たばっかりの新曲ですよ、半年も経ってないですよ、しかも英語化ですよ、仕事早すぎませんか・・・

ヘビーメロウ

ヘビーメロウ

  • provided courtesy of iTunes

 

曲は基本的にそんなにいじってなさそうですが、やっぱり英語化が大きくて、洋楽みたいに聴こえます。

生楽器が電子音化されてるのと、ポンポンした音、クラップが入ってリズム音が強調されていて、BENIのボーカルも聴きやすいし、わたしはこの感じ好きです。

 

 

『ヘビーメロウ』はもともとノリがいいけど、桐谷健太の『海の声』でも平井堅の『魔法って言っていいかな?』でも福山雅治の『家族になろうよ』でもなんでも全部ノリのいい洋楽みたいに聴こえる、でもどれも一度は聞いたこと があって耳なじみが良い、そんな感じです。

 

なので、Aメロあたりで、聴いたことないけどいい感じの曲だな、って聴いていると、サビになると、初めて聴くけど、なんかこれ聴いたことあるぞ、これなんだっけ、って感じになります。

 

海の声』も英語のダンスミュージック化

 『海の声』なんかだいぶ早くなってるので冒頭では全然わからないです。

 

海の声

海の声

  • provided courtesy of iTunes

 ↑ ここはわかるところ。

 

『ヘビーメロウ』はテンポもそんなに変わってないのでしょっぱなから『ヘビーメロウ』ってわかる数少ない曲です。

BGMにちょうどいいかも、作業はかどりそう。

 

RADWIMPSの『なんでもないや』もありまして、『君の名は。』の海外公開用に野田洋次郎が英語バージョンを作ったので、発音の違いを見せつけられてる気が・・・。

 

それに、『なんでもないや』もそうですが、選曲は割とウエットな歌詞のものを選んでる気がして、それがドライなエレクトリックに、しかもダンスミュージックになっているので、そのドライ&ウエットのバランスがすごく絶妙な感じ。

 

サカナクションの『新宝島』(と米米CLUB『Shake Hip』)

ただ、サカナクションの『新宝島』は、もともと音がエレクトリックでダンスだし、英語になってる以外そんなに変わらないかも?

 

新宝島

新宝島

  • provided courtesy of iTunes

  

余談ですが、これ聴くとどうしても米米CLUB思い出します。

世代的に ↓ こっち先に聴いていたので。

サカナクションの『新宝島』は『米米CLUB』の『Shake hip』をブラッシュアップしたように聴こえるです。

 

Shake Hip!

Shake Hip!

  • provided courtesy of iTunes

みんな どうきこえるのかな。

てっきりわざとなのかオマージュか何かなのかと思ってたのですが、そういうわけでもないみたい?

ミュージックビデオはドリフオマージュみたいですが。

 

BENIの歌う『新宝島』も、イントロでこれ聴いたことあるやつ、ってわかるタイプなんですが、カバーなので、米米をカバーしたのか、サカナクションをカバーしたのかはてはて、ってなります。

曲中でここだけなぜか<・・・・・タカラージマー〜♪>って日本語なので、そこで、サカナクションの方か、ってわかる感じ。

 

JPOPがなんかいい感じの洋楽に聞こえる

それから、AAAの『恋音と雨空』なんていい感じの洋楽に聴こえます。

 後半ラップ入ってます。(by岡崎体育

恋音と雨空

恋音と雨空

  • provided courtesy of iTunes

まさに ドライ&ウエットでなんかこれ好き。

  

選曲がおもしろい、それと、男性ボーカルものが女声ボーカルになっている、英語になっているので新鮮に聴ける、カラオケで歌えそうなJPOPが全部英語になってソフトなダンスミュージックになっている、っていうのがちょっとBENIのこれまでのカバーアルバムと違います。

 

斉藤和義の『ずっと好きだった』とかもあって、割とカラオケで歌われやすそうな曲が多い気がします。

歌詞を覚えてる曲があったら、英語になるとどうなってるんだろう?って見てみるのも面白いかも。

 

BENIはこれまでカバーアルバムを3枚出していて、これまでも全部JPOPや歌謡曲を英語化してるのですが、今回は全部ダンスっぽいアレンジになっているのが特徴です。

これまでの3枚はJPOPをJPOPのメロディーのまま日本語を英語にした感じで、今回は洋楽みたいに聞こえる感じ?

 

スピッツ楽曲女性カバー、わたしの知ってる範囲で今年3曲目、っていうのと、それが入ってるちょといい感じのカバーアルバムの紹介でした。

 

ここでも1曲使わせてもらってます。

 

piria.hatenablog.com

  

piria.hatenablog.com

 

彼女の歌、癖がなくて、英語の発音もよくて、いい意味でさらっと聴けるので、そのまま聴いても邪魔にならないし、さらにプレイリスト作るときすごく使いやすいです。

 おすすめします。

 

COVERS THE CITY

COVERS THE CITY

 

 

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

(C) mirayheeh! all rights reserved