【雨と虹のプレイリスト全47曲】試聴と解説 第一部pt3(11〜15)NOKKO 人魚,MONDO GROSSO Life,ユーミン(chay)12月の雨,cero Orphans,SOIL&"PIMP"SESSIONS ハロー張りネズミのテーマ
雨と虹のプレイリスト46曲180分第一部の パート3(11〜15番)です。
ここは各年代の名曲ぞろいかも。
11.NOKKOの人魚です。'94年の作品。曲調が出だしからドラマチックです。音だけで「雨」「水」「水中」の感じを出せるってすごいなと思います。
この曲は筒美京平という日本で一番ヒット曲を書いた人が書いた曲です。
(ちなみに小沢健二の一番売れたシングルは『強い気持ち・強い愛』なのですが、これも作曲は筒美京平だったりします。)
12.MONDO GROSSO×bird。2000年の作品。
この曲9分以上あるんです。イントロとアウトロ(曲終わり)が長くて、JPOPとしては変わった構成の曲だと思います。
それから、曲はサンバで、南米の人が露出多めの衣装で踊る、みたいな感じなのに、歌詞がウエットで、<悲しい雨 降り始めたなら ねえ 少しだけ騙してください>っていう
カラッとした曲とこの歌詞の組み合わせがなんともいえないです。
(さっきの「優しい雨」とちょっと似てる?)
MONDO GROSSOはこの後どんどん音がテクノ寄りになっていくので、やっぱりこの頃(とちょっと前)の曲とアルバムが一番好きかなあ。
- アーティスト: MONDO GROSSO,タニア・マリア,アメール・ラリュー,Monday Michiru,エンディア・ダヴェンポート,bird,エジ・モッタ,リノ・クリス,Monday満ちる,大沢伸一,セルソ・ビアフォラ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
- 発売日: 2000/07/26
- メディア: CD
- 購入: 5人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
13.「十二月の雨」は、原曲ユーミンなのですが、配信がないので、CDデータがある人はユーミンで、配信派の人はchay、岩崎宏美など好みの声・アレンジの曲でどうぞ。
'74年に初めて発表されたものですが、今聞いても古い感じが全くしないし、「遅く起きた朝」はじめ、複数の番組テーマソングになったり、映画2本の主題歌になったり、いまだにNHKの番組テーマソングになっていたりする、時代を超越した曲です。
バックコーラスが山下達郎さん、大貫妙子さんなんですよ(最初吉田美奈子さんかと思ったのですが、確認しました)、よく聴くと。すごい。
14.ceroです。アルバム違いで2回目ですね。
この曲聴いて、「Orphans」が「孤児たち」っていう意味だと知ったときは、なんか泣けてきちゃった。
(別の世界では)
2人は姉弟だったのかもね
(別の世界がもし)
砂漠に閉ざされていても大丈夫
主人公は高校生みたいなんですが、前半が女の子目線、後半が男の子目線で語られてます。
曲も美しいけど歌詞も美しいです。短編小説のよう。
15.これは今年の「ハロー張りネズミ」のサウンドトラックからです。
この曲を聴いていると、なぜか雨の中を車(かバイク)で走っているような映像が思い浮かぶので、「Orphans」の登場人物二人が、ひねもす霧雨の白夜の火曜を乗り回してるときのBGMのイメージです。
(ちょっと飛ばし過ぎか)
・・・やっぱり'80年代が足りないなあ。レベッカの「フレンズ」入れようかとも思ったのですが、「雨」っていうテーマとNOKKOの「人魚」になんとなく勝てませんでした。
- 〜10まではおそれいりますが過去記事を参照してくださいませ。
-
-
-
-
-
お好みで
-
-
- pt4へ続く