晩夏〜秋冬の切なくて落ち着く踊れる曲のプレイリストの曲解説2(森山直太朗/冨田ラボ/三波春夫+コーネリアス/LUCKY TAPES/大橋トリオ/tofubeats+BONNIE PINK/Suchmos/スピッツ/原由子/ひよっこ)
プレイリストの曲解説の続きです。
知らない間に39曲3時間ととんでもないことになっていて、でも、インスト曲や洋楽を入れたところで切れるようになっているので、お使いになる方は好みじゃないところはカットするなり、好みのところだけ使うなりして好きな長さにしてくださいませ。
個人的には気持ち良く聴けてるんですけど、同じ人いるといいな。
試聴ページつくりました。
9 夏の終わり
森山直太朗の「なーつのおーわーりー」です。
和楽器が入っていたりして、曲のテンポもゆったりしてるようで、よくバックトラックを聴くとこれ意外とリズム感がある曲なんです。
イヤホンやヘッドホンだとその辺りも聴けます。
10 荒川小景feat.坂本真綾
これも好きです。ここで何度か登場しているこのアルバムの曲ですが、ハイライト的な作品のひとつじゃないかな、と思います。
コーラスで畳み掛けるように盛り上がるけど、切ない。これも歌はゆったりしているけど、楽器パートは相当複雑な曲だと思います。
歌詞もせつないです。
11 赤とんぼ
夕焼けこやけの「赤とんぼ」を三波春夫が歌って、コーネリアスがピアノとキラキラした音をリミックスした曲です。
とんぼって川べりや水辺で見られることが多いかな、と思って並べてみました。
コーネリアスのピアノ、決してうまいというわけではないと思うのですが、子どもに聴かせてあげる感じって、本来そういうものかも。
<15で姉やは嫁に行き お里の便りも絶え果てた>って歌詞がすごく哀しい。
こういう曲は、今聴くと退屈に感じたりするかもしれませんが、戦前の曲とコーネリアスっていうのがミスマッチのようで、意外といい感じにまとめちゃいますね。
12 Gravity
ここにきて急に今年の曲を入れてきました。
LUCKY TAPESっていう鎌倉出身のグループの新曲です。
ここに入ってる曲ですが、他にもう1曲使おうとしたくらい全部良かったです。
「赤とんぼ」からどうやって次につなげようかなあって悩んだんですけど、コーネリアスのおかげでなんとなくいい感じに繋がってくれたかな?
両方ともキラキラした音が入ってるんです。
ホーンが入ったソフトなジャズ、ソフトなダンスミュージックっていう感じで曲もいいですが、歌詞も抽象的だけどなかなか面白いこと言ってるので、歌詞にも注目してみてください。
この辺りは今年の曲ゾーンです。
13 SHE
この曲も今年の曲ですね。やさしい感じの曲と歌詞です。
アカペラの冒頭&サビの<リメンバー〜♪>のリフレインと、
最後の<・・・、だから♪(※くりかえし)>に中毒性があって、なかなか気持ちいい曲です。
ネコも出てきます。
なんとなく秋晴れをイメージしています。
大橋トリオってちょっとジャズっぽいのですが、新曲がさわやかでいい感じだったので、繋げてみました。
14 衣替えfeat.BONNIE PINK
tofubeatsもBONNIE PINKも両方好きで、曲が「衣替え」
これは入れないわけにいかない。
これもtofubeatsの中でも好きで、最初から入れようと思っていて、でも、どこに入れようかを迷っていた曲です。
tofubeatsにしては珍しく、太い電子音が鳴り響かない曲。
歌詞も、元気が出ないけど、身の回りのことから、っていうのが見につまされます。
tofubeatsは曲だけじゃなくて歌詞も良いのかいてくれますね。
失恋した的なことは一言も書いてないけど、失恋したのかな、って想像させる、高等テクニックを使っている、のではないかと。
トーフさんの今年のアルバムの話をどうやってしよう、と思いつつ、その前にプレイリストに1曲入れておきました。
この曲はファーストに入っています。
15 OVERSTAND
これも今年の曲ですね。Suchmosでこのプレイリストに入れるならこれかな、って思っていれた曲です。
Suchmosの曲ってなんかJPOPと相性がわるいみたいなんです。
この曲Suchmosには珍しく電子音が前に出てるので、ここならエレクトリック繋がりで前の曲とうまく繋がるかな、と思ってこの辺りに入れてみました。
やっぱ変かなあ。
「OVERSTAND」の解説はちょっとしたけど、がっつり、は、するのかしないのか。
16 雨
またサチモス(ヨンス)なのですが、原曲はペトロールズです。
これ1枚しか出てないっぽいですけど・・・
もともとペトロールズの「アンバー」を入れようと思ったら配信に入っていなさそうだったので、Suchmos続いちゃうけどペトロールズのトリビュートからこれを入れました。
実際自分のiPodで「アンバー」入れてみたらこのプレイリストの中ではクセが強すぎたので、これで良かったかも。
17 楓
ロックつながりで、スピッツから一曲、っていうことだと秋は「楓」かなあ、ということで、ここに入れました。
シンプルな曲だけど、草野マサムネの声が高音で伸びるとせつないや。
ちなみに、ユーミンがこの曲をカバーしているのですが、これは編曲のなせる技だと思うのですが、シンプルな「楓」が複雑な曲になって、これも良いのです。
機会があったら聴いてみて。
この辺は生楽器・アコースティックゾーンです。
18 いちょう並木のセレナーデ/原由子
「楓」からの「いちょう並木」ということでサザンの原由子さんの「いちょう並木のセレナーデ」。
小沢健二の「いちょう並木のセレナーデ」はオマージュです。
タイトルだけが全く同じで、曲は別物で、オザケンの「いちょう並木のセレナーデ」が好きな人は入れ替えてもいいと思います。
「いちょう並木のセレナーデ」は 「我ら、時」にも入ってるのですが、「我ら、時」バージョンを入れると、小沢健二に<She said ah ah ah わかって聴いてる〜?>って言われます。(笑)
同じの聴いてちょっと飽きてきたときは、バージョン違いを入れ替えたりしてます。
19 刈りいれ時
秋といえば刈り入れもあります。歌ものがだいぶ続いたので、「ひよっこ」のサウンドトラックから、曲が楽しくてタイトルが秋なものを入れました。
全曲リスト(重いかも)
次の曲からちょっと趣向が変わります。
・・・ という感じで続きます。
あと、ツイートしてくれた方がいらっしゃるみたいで、有り難う御座います。