スミノフCM曲tofubeats what you got歌詞(アルバムFantasyClub)とハードオフビーツと星野源
何か聴いたことある曲が流れてきた、これ絶対tofubeatsだ、と思ったら、
この曲でした。
もっとDJ 踊れるやつちょうだい all night ってやつですね。
(そうか、これがCMタイアップ付いたのね。なるほど。)
この曲はシングルカットはされていなくて、アルバムの中で歌詞が一番ダンスミュージックらしいトラックです。
(このアルバムの曲は全部基本がダンスミュージック)
7月からスミノフのCMがこの曲になってるらしいですが、きのう初めてみました。
スミノフアイス 「HELLO, GOOD TIME.」篇 30秒 music by tofubeats
わたしがみたのはこのバージョンではないような気がする。
CMに使われてるのはここの歌詞のとこかな
些細な愛で 感じたいの
感情はちょっと不安定
振りまいてよ your love
もっとDJ 踊れるやつちょうだい all night
フロア最前でもっとshow me what you got
この曲はアルバムの8曲目かな。真ん中よりちょっと後ろ。(13曲入り)
tofubeatsのFantasyClubの話はちゃんと書こうと思って延び延びになっています。
このアルバム、曲はシンプルなダンスミュージックだけど、色んなことやってるんです。(特に最初と最後に)
歌詞のキーワードの一つは「気にしない」かな。この曲の歌詞にも、CMに使われてないところで出てきます。
このアルバム、ピッチフォーク(アメリカの音楽メディア)で今年のこれまでのJPOPでベストな一枚って言われてるんです。
それで、コーネリアスのmellow wavesと0.1点しか違わない点数もらってるんですよね。
これは今のJPOPにとってもtofubeatsにとっても結構すごいことだと思うんです。
今のところ今年JPOPでレビューで取り上げられたの、tofubeatsくらいだし。
そのほかはCornelius、坂本龍一っていうJPOPといえない感じで既に有名な人、他何人かはむしろ海外の方では知られてるようだけど、日本ではほぼ知られてないという感じのアーティスト。
tofubeatsのwikipediaには、このこと書いてないし、tofubeatsのHPにも書いてないみたいだし、本人は気づいてるのかな。
FantasyClubはこれまでのtofubeatsのアルバムの作りとは違うんですよね。
森高千里とか藤井隆とか割と有名な人をゲストに呼んで歌ってもらってたから、その人たちの知名度で聴いてもらえる面もあったと思うけど、今回はほぼtofubeats一人で歌も入れてるから、tofubeats一人の力が試されちゃう。
しかも、このアルバムに関しては、最初から最後まで通して聴く、っていう聴き方が推奨されるようなアルバムです。(CorneliusのFANTASMAと一緒)
今までと趣向が違って、アルバムの作りが冒険的。
その中で聴きやすいのがCM曲とこれ。
CMに使われた曲と、この曲とは単品で聴いてもいいけど、アルバムの中で聴くと違って聞こえてきたり、意味が変わったりする曲です。
それから、tobubeatsがハードオフで買った安い中古レコードから抜いた音だけで曲を作るっていうエクストリームトラックメイクみたいなことを何人かでやる、という「ハードオフビーツ」っていう動画を作ってて、(アルバムリリース記念)
大阪出発編、東京出発編と2パターンあって、東京編だけで約30分×7本というボリュームです。
いちいちやることが冒険すぎる。
5年前にtofubeatsが大学生のときにこの企画を1回やっていて、今年は旅行が加わってます。
眠いのに寝ないで見てしまいました。
(旅中のPARKGOLFさん状態)
水曜どうでしょうみたいな感じの企画?
アルバムを聴くと、結構問題意識を持ってそうなのに、あのアルバムのレコーディングと平行してこんなことやってるっていうtofubeatsもある意味相当おかしい人なんじゃないかと思いはじめています。(いい意味で)
tofubeatsがSAKEROCKの慰安旅行を「アンセムとして聴いていた」って言って、星野源がそれ聞いて「そういってもらえるとは・・・」って感激する、っていう、「ちょっといい話」をしていました。
(SAKEROCKは解散したけど、星野源が以前やっていたインストバンド)