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【おすすめプレイリスト】ぼくりり裏「BeNoble」最終回 満島ひかり[ラビリンス]と混ぜて楽しむ

ラビリンス

「Be Noble」を普通に考えた場合に、歌詞の意味がよくわからないところがあるよね、っていうところを「ノアズアーク」の「shadow」を踏まえて解説してきた最終回。

前回、ぼくりり単体で「道ならぬ恋、失恋、自立」っていうテーマで「ノアズアーク」の曲を再構築したプレイリストを作ってみたのですが

今回はぼくりりとMondoGrossoの「ラビリンス」を混ぜた場合のプレイリストを紹介します。(これおすすめ。超おすすめ。)

こうすると、登場人物が二人になって、映画か演劇みたいになるから面白いの。

登場人物が交互に出て演じる舞台みたいな感じかな。

 

MondoGrosso(満島ひかり歌唱)「ラビリンス」を混ぜた場合のプレイリスト

()内は収録アルバム・EPタイトル。

()に何も書いてないのは全部「Noah's Ark」から。

  1. 「ラビリンス」(「何度でも新しく生まれる」アルバムミックスver.推奨)

     

     

  2. 「Venus」(「hollow world」)

     

    Venus

    Venus

    • provided courtesy of iTunes

     

  3. 「ラビリンス」
  4. 「Shadow」
  5. 「ラビリンス」
  6. 「Be Noble」
  7. 「ラビリンス」
  8. 「在り処」
  9. 「Be Noble(re-build)」(「Be Noble」EP)

     

     

  10. 「After That」

ラビリンス4回入れちゃいました。
最初「Venus」から始まるようにしてたんだけど、「Venus」がちょっと弱かったのと、「Venus」の歌詞に「善か悪かなんて関係ない」「銀河系一つ壊すだけの価値がここにある」とかあったので、最初から「ラビリンス」で始まるようにしました。


「ラビリンス」1回のつもりがまた会いたくなって「Venus」。

再会して「ラビリンス」。

そして「Shadow」の苦悩が始まる。

で、また「ラビリンス」に引き戻されて

「Be Noble」っていう決意しながら揺れる。

だけどもう一回「ラビリンス」に引き戻される。

でもいよいよ脱出して「在り処」でお別れ(どん底)。

「Be Noble(re-build)」で本当に自立して、「After That」で完全に立ち直る。

これで聴いてみましたが、なかなか良かったです。


片方はずっとラビリンスで、片方はだんだん深みにはまっていくけどもがき苦しみながら抜け出す、っていうストーリーになってた。
「Be Noble(re-build)」の後の「After That」だとかなり能天気に聴こえるけど、演奏が豪華なのとジャズ入って曲に幅が出るので入れています。


「After That」入れると、「Shadow」やら「在り処」でえらく悩んでたはずが、すっかり立ち直った感じがして、ゲンキンだなあって思うけど、吹っ切れた感じがこれはこれでいいかなって。


これで45分。ちょっとしたアルバム程度のボリュームです。

こうやって自分が持ってる曲を並べ替え直したりしてみると、同じ曲が違う意味に聴こえてきたり、別のストーリーが生まれたりするのでやってみると面白いですよ。

 

余談だけど、某動画サイトでMステでMondoGrossoとして大沢伸一満島ひかり出演してる動画がUPされてて、コメント欄でちょっとしたケンカみたいになってたの。

ある人が満島ひかり歌うまいしダンスうまいけどこの曲心に響かない、組んだ相手が悪い、みたいなコメントしてる人がいて。

へー、そういう人もいるんだ、って。そこまではいいの。

(音質悪かったし)

それに反論した人がいて。

さらにまたその人が反論してるんだけど、その論旨が、あんた中学生か高校生?こういう奴が会議で生産性低いんだよな、みたいなこと言って、その後コメントが終わってる。(そっと閉じたので、その後どうなったかわからない)

 

で、このやりとり見たついでにこの話思い出した。

ぼくりりが穂村弘と対談してて、女性はみんなピンクが好きだと思ってる部長の話。

そういう部長は世界を見てるドットの解像度が荒い、荒くしてないと部長にまでなれなかったのかもしれない、でもそのためになくしたものがある、かわいそうな人なんです。でもドットの荒い解像度のまま定年になったら行き場がなくなっちゃうよね。そういうオジサンいやじゃない?って穂村弘は言ってるんだけど。

noahs-ark.click

 

まず、会議がどうとか持ち出して来る時点で、音楽と関係ないし、論点がずれてる・・

だからこういう人と音楽の話するの無駄だなーと。

この人が会議とやらでどれだけ生産性高いのか知らないけど、論点がずれた話してくる時点で会話が成り立たなくなるから、少なくともこの人のコメント欄での発言には生産性を感じられないでしょう。

で、なんでこんな気分悪いのかなって思って考えてしまったたんだけど

まず話をそういう方向に持ってっちゃうことで一種の暴力でねじ伏せてるっていうことになるんですよね。

そういう暴力がわたしはきらいで、こういう人には係わりたくないなって思う。

 

最近、定年後の男性が特にいらいらしてるって話をよく聞くんですけど

(そういう人が役所に苦情を入れて来たりすることが多いって。)

穂村弘の話から考えれば、そういう人が暴走老人を作るのかもしれないと思ったり。

 

あ、「ラビリンス」と「shadow」って音楽の話をしたかったのに、だいぶずれちゃったからこの辺で切り上げますね。

 

あと、ぼくりりの話としては、「Blackbird」と「つきとさなぎ」でデビュー前後の心境の変化がわかるので、それについて書く予定があります。

「ラビリンス」関連としては、ピッチフォーク(アメリカの音楽レビューサイト)で高得点穫ったShinichi Atobeという謎の日本人の曲が気になってしまって、聴いてみたら、これが音だけでまさかの「ラビリンス」(つまり気持ち良くてずっと聴いていたい)

だったので、それについて書く予定もあります。

(ピッチフォークに何か書かれたらこっちに書くけど、今のところMondo Grossoスルーみたいです)

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