ぼくのりりっくのぼうよみ
なるべく短くしようと思ってへんなタイトルになってますが、ぼくのりりっくのぼうよみのオウンドメディアが数ヶ月ぶりに更新されて、岡崎体育との対談がアップされていた件の続き。 piria.hatenablog.com 今回、この対談で得た結論めいたものが提示されてい…
ぼくのりりっくのぼうよみの「Black Bird」と「つきとさなぎ」についての話の続きです。 曲はそれぞれ、黒い鳥、さなぎ、っていうモチーフをぼくりりが眺めながらそれぞれのモチーフに励ましの声をかけてて、それを歌にしている、っていう構図は同じです。 …
前回、「Black Bird」はぼくのりりっくのぼうよみが動画投稿して自分を発散してたところから、レコード会社の目にとまって、メジャーデビューが決まって、その時の心境を描いた曲、って解釈しました。 わたしはぼくりりを追っかけてるわけではないので、ぼく…
さて、まだ残っている話がありました。「Noah's Ark」の話を始めたのは「SKY's the limit/つきとさなぎ」があったからで、そこ始まった話を閉めないと。 (この話始めたのってまだ梅雨始まってなかった頃・・) ちなみに「SKY’s the limit」って、可能性は無…
ぼくりりがデビュー時に作った曲と今年作った曲を聴き比べて、デビュー前後の心境の変化を聴き取ろう、という企画(?)2回目です。 この二つはぼくりりの曲の中でも良く聴かれてるみたいです。 (わたしのipod調べ) 今年出した「つきとさなぎ」と、 ファー…
「Be Noble」を普通に考えた場合に、歌詞の意味がよくわからないところがあるよね、っていうところを「ノアズアーク」の「shadow」を踏まえて解説してきた最終回。 前回、ぼくりり単体で「道ならぬ恋、失恋、自立」っていうテーマで「ノアズアーク」の曲を再…
ぼくのりりっくのぼうよみ、の「つきとさなぎ」は、「サイタマノラッパー」っていうテレビドラマのタイアップ曲として書き下ろされた曲なのですが、その中にデビューして音楽業界に身を置いてみてからの、ぼくりりの心境が折り込まれているみたいで それが決…
ちょっとぼくりりの話が続いてるのにはわけがありまして。 あと、星つけてくださった方、ありがとうございます。 頂いた後、どうしたらいいのかがよくわからなくて(はてなにコメントができるようになるとか書いてあったけど、できなくて)書くだけで精一杯…
「Be Noble」の2つめの意味、裏の意味を聴いていこうという記事の2回目です。 音楽の話始めたとき、いつまで続くか、っていうか、ぼくのりりっくのぼうよみの Noah's Ark と小沢健二の関係の話が終わったら、一旦おわりって思ってたら、いつのまにか50記事…
ぼくりりの「Be Noble」については以前、アルバム Noah's Ark の記事の中で書きました。 piria.hatenablog.com それで、この歌詞には別な意味があるから後で説明するね、っていうその話を今から(やっと)書きます。 (だいぶ遅くなった・・・) 以前、ぼく…
スカイズザリミットから始まって途中でフリッパーズやら小沢健二やらSuchmosやら挟まって長くて複雑になったので、ノアズアークに絞ってアルバムの構成要素を簡単にまとめてみた、目次的なページを作りました。後ろにコメントとフリッパーズとの比較を書いて…
ぼくりりのアルバム「Noah's Ark」の歌詞の意味[after that]編の続きです。 前編でぼくりりは「after that」で「その後」の世界を描いてるけど、それが本当に見えてるわけではないこと、マイノリティの感覚がわからないぼくりりはまだちょっと子供だってこ…
アルバムラストの曲です。MVあるし先行カットされたみたい。配信だけかな。曲調はジャズ寄りで軽快なステップ踏みたくなるような感じ。ピアノや管楽器の音が入ってます。演奏がかなり豪華です。ぼくりりの歌い方も明るく楽しそう。 このアルバムの中で数少な…
ぼくりりのアルバム「ノアズアーク」の歌詞の意味[Noah’s Ark]編の続きの続き(最終回)です。 前回の記事 piria.hatenablog.com 前回若干脱線したので話を戻そう。 ぼくりりは、大洪水の後は、「意思を持った人びと」だけが朝を迎えることができる、つま…
Mondo Grossoのアルバム「何度でも新しく生まれる」は、 ぼくのりりっくのぼうよみがEP「ディストピア」やアルバム「ノアズアーク」の前半で描いてるディストピア感を大人が表現するとこうなる、っていう感じがする、 ということを書きました。 piria.hatena…
ぼくりりのアルバム「ノアズアーク」の歌詞の意味[ piria.hatenablog.com ]編の続きです。 この曲は、どちらかというとこれから書く後半に重要なメッセージがある、と思って聴いてください。 これ聴いてるとだんだん辛口になってきちゃう。 あと小沢健二と…
これまでぼくりり中心に話をしてきたので、今回は小沢健二を中心に話をします。 その理由はなぜかというと、ぼくりりの「ノアズアーク」と小沢健二の「流動体について」のメッセージが被るからなんです。 今年小沢健二が「流動体について」を出して、結構売…
アルバムも残すところあと2曲。ここで「ノアの方舟」の登場です。 このアルバムのタイトルチューンでもあり、ハイライトともいえます。 ぼくりりはこの世界を生きて行く大人たちを観察して、だいたい二つのパターンがある、と思ったようです。 感覚を麻痺さ…
ぼくりりのアルバム「ノアズアーク」の歌詞の意味[Liar]編の続きです。 この曲は、この世の中を、ぼくりりが観察してレポートにしている、ようでいて、Liarっていうタイトルがぼくりり自身のことになっている 能天気を演じてるぼくりりですが、実際にはな…
ぼくりりのアルバム「ノアズアーク」の歌詞の意味[Liar]編です。 「ノアズアーク」8曲目は「Liar」・嘘つき。色んな楽器とりあえず鳴らしまくりました的な音で始まります。 7曲目の「Noiseful World」でぼくりりは、感覚を麻痺させて、意味もわからないま…
ぼくりりのアルバム「Noah's Ark」の歌詞の意味[Noiseful World]編です。 この曲も2016年に出されたシングル「ディストピア」に収録されていたものの再録。騒々しい世界、というタイトルと裏腹にアルバムの中ではゆったりとした曲調で珍しく「幸せ」なんて…
ぼくりりのアルバムの歌詞の意味[Newspeak]編 続きです。 難しい言葉が多いのでそれを解説するのと この曲には、ぼくりりの二面性が出ているところがあるので、それを解説していきます。 Newspeak ぼくのりりっくのぼうよみ J-Pop ¥250 provided courtesy …
ぼくりりの「shadow」の歌詞解説を以前ここでしました。 たまたま聞いてたスピッツの「ホタル」と歌詞の世界とモチーフがちょっと似てるかもと思った。(スピッツ気持ちいいね。ちなみに聴いてるのこれ CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collectio…
ぼくりりのアルバムの歌詞の意味[Newspeak]編 「ノアズアーク」の6曲目。こちらもEP「ディストピア」にリードトラックとして収録されていました。 意外にもSuchmosと被ってることが多くて一緒に引用するので長くなるかも Newspeakを説明しておくと、先ほど…
「Water boarding」は、2016年に出されたぼくりりのシングル(EP)「ディストピア 」に収録されていた曲です。 このアルバムでは同じ曲が「 -Noah’s Ark edition -」として歌詞が少し書き加えられています。 Water boarding -Noah's Ark edition- ぼくのりり…
ぼくのりりっくのぼうよみのアルバム「ノアズアーク」の3曲目「在り処」の記事でフリッパーズとの比較を書くといった件です。 piria.hatenablog.com フリッパーズを今改めて聴くと、内に秘めてる葛藤、狂気を感じるのですが、鬱にはなっていないんですよね…
ぼくりりの「ノアズアーク」も4曲目です。ここで少し趣きが変わります。曲調も軽快になっています。 歌い方もちょっとコミカルに歌唱しているところもあったり、面白い曲です。ちなみに何人称か確認しておくと「僕」か「僕ら」 ぼくりりは「sub/oujective」…
ぼくのりりっくのぼうよみのアルバム「ノアズアーク」3曲目「在り処」 アルバムの中でも特にシリアスな曲です。自分の存在意義を自問自答する歌ですが、キリスト教、仏教、ユダヤ教などの要素をちりばめてきています。ぼくりり公式には、望まれず生まれた命…
これまで、ぼくりりすごい、とほぼほぼ褒めてきたと思いますが、聞き込んだり読み込んだりしていると気になる事も出てきます。 褒めてばっかりではつまらないので、ここでちょっと頑張ってほしいところを書きます。 10代〜30代までの若いアーティストに限定…
前回ぼくのりりっくのぼうよみ (以下ぼくりり)の「Sky’s the limit」が良いよという話をしましたが、歌詞の本当に意味するところを書ききれませんでした。「Sky’s the limit」をフックとして、より掘り下げて歌詞の意味を考えてみたいと思います。 わたし…